ゆらりケアマネ  ケアマネージャーの青柳です。

しばらく間が空いてしまいましたが、また「介護サービスの種類」シリーズ14弾といきましょう〜( ^ω^ )

今回は予告通り、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」を説明していきます。

                 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

特徴
24時間対応で、定期的にも、突発的にも訪問してくれます。
🔴介護サービスと医療サービスが一体的に受けられる
🔴一人暮らし、老老介護で介護度が高くなっても、自宅で暮らし続けられる
🔴夜中でもオペレーターとつながるので、安心
🔴利用料は1ヶ月定額制なので、1日複数回、必要なだけ使える

                  いくらかかるの?
1ヶ月ごとの定額制です。
訪問看護を使う場合と使わない場合で費用は異なります。
※訪問看護を使わない場合(一体型)
要介護1・・・・5,697円  要介護2・・・・10,168円  要介護3・・・・16,883円
要介護4・・・・21,357円  要介護5・・・・25,829円
※訪問看護を使う場合(一体型)
要介護1・・・・8,312円  要介護2・・・・12,985円  要介護3・・・・19,821円
要介護4・・・・24,434円  要介護5・・・・29,601円
※その他に連携型というものあります。(訪問看護なし)
要介護1・・・・5,697円  要介護2・・・・10,168円  要介護3・・・・16,883円
要介護4・・・・21,357円  要介護5・・・・25,829円

                 サービス利用のポイント
定期的なサービスの内容
計画に沿って1日に複数回、介護スタッフ、看護スタッフが訪問。
訪問介護>排泄、食事、入浴、就寝などの介助、安否確認など
訪問看護>薬の管理、病状や体調の確認、床ずれの予防や処置、点滴を行う、リハビリなど

随時行うサービスの内容
・ケアコール端末などを自宅に設置して、緊急時にオペレーターが即時に対応
・転倒して動けない、排泄の失敗など、状態に応じて介護スタッフが自宅を訪問

オペレータが行うサービスの内容
・利用者から通報を受ける
・通報内容を受け、適切な人材が訪問できるよう手配する

少し複雑過ぎて実際の利用方法がいまいちわからないなぁ😕

そこでどんなケースで使われるかいくつか調べたのでご紹介しますね〜😊

                定期巡回・随時対応型訪問介護看護」事例紹介
ケース① 血糖コントロール
 ・介護者の長女が不在な時間が多く血糖管理ができない。訪問看護が週2回訪問指導を行い、
  その他に訪問介護週2回、通所介護週2回の中でも服薬の促しをしてるが、血糖値500を超えることもある。
  日々の服薬指示の徹底をするため、定期巡回・随時訪問介護看護のサービスを導入。

ケース② 退院後、身体状況の変化に合わせた支援
 ・呼吸苦で意識消失して入院。肺気腫の診断がされ、重篤な状況で終末期と伝えられた。
  自宅で生活したいという本人の希望あり、定期巡回・随時訪問介護看護のサービスを導入し退院となる。

ケース③ 効果的な支援時間帯のアセスメント
 ・訪問介護事業所週5回(家事援助)と、夜間対応型訪問介護での支援を受けたいた。
  夜間帯の転倒等で呼ばれることが多かった為、定期巡回・随時訪問介護看護のサービスに支援を切り替えた。

なるほど事例を見ると納得の利用方法ですね😒

以上で今年最初の介護サービスの種類いかがでしたか?😊

この辺になってくるとなかなか聞きなれないサービスが出てきますね

ためになったね〜 ためになったよ〜(笑


                          ひびきケアプランニング  青柳

                        ※参考資料「介護保険のしくみと使い方」中央法規、厚生労働省HPより