ゆらりケアマネ  ケアマネージャーの青柳です。

今回は「短期入所療養介護」これも前回と同じショートステイになります。

どこが違うのか、早速行ってみましょう〜✋

                短期入所療養介護(ショートステイ)

ご本人が近くの医療対応が可能な医療施設に数日間入所して、看護・医学的管理のもとで、介護や機能訓練、その他必要な医療を受けるサービスです。在宅生活に必要な処置、リハビリ、体調調整等を行います。
 "看護・医学的管理もとで、介護や機能訓練、その他必要な医療を受ける"サービスであると言うところが大きな違いのようですね😕

特徴
ご本人が一定期間医療施設に泊まって、必要な医療を受けられます。
定期検査を受けたり、認知症の状態を観察してもらえる
集中してリハビリテーションを受けられる
医師、看護職員、リハビリ専門職など医療職が多く配置されている
 病院の延長線のような感じですね😕 医療が必要な方には助かるとこですね😊

いくらかかるの?
※介護老人保健施設のショートステイの1日あたりの金額の目安(船橋市1割の方の場合)
従来型個室        ユニット型個室・ユニット型個室的多床室
要支援1)・・・608円    ・・・・・654円
要支援2)・・・760円    ・・・・・824円
要介護1)・・・792円    ・・・・・878円
要介護2)・・・842円    ・・・・・926円
要介護3)・・・907円    ・・・・・993円
要介護4)・・・963円    ・・・・・1050円
要介護5)・・・1018円    ・・・・1105円
※上記料金に加算が付き、これより高くなる。
※別途、全額自己負担が必要になるものがあります。
  自己負担のもの・・・食事代・オムツ代・リハビリテーション費など

こう見ると短期入所生活介護と料金的にはあまり変わらないですね〜😅

スタッフ
 医師の配置が義務付けられています。
 看護職やリハビリテーション専門職も手厚く配置されています。

サービス利用のポイント
どんな時に利用できるの?
  🔹通院は難しいが、医療者に定期的な検査を受けたい時
  🔹利用している医療器具の交換をしたい時
  🔹より良い住宅生活のために、集中してリハビリテーションを受けたい時
  🔹認知症の症状の様子を医療者に診てもらいたい時
  🔹ご家族が、病気や冠婚葬祭等急な事情で介護ができない時

どんな医療が受けられるの?
 一例として、以下のような医療処置を受けることが出来ます。
  🔹痰の吸引               🔹胃ろうなどの経管栄養
  🔹チューブを用いた導尿         🔹胃ろうチューブの交換
  🔹インスリン注射            🔹人工肛門(ストーマ)の処理・交換
  🔹点滴                 🔹褥瘡・傷・皮膚疾患の処置
  🔹在宅酸素療法(HOT)や人工呼吸器の利用
  🔹機能回復訓練やリハビリテーション

どのくらいの期間利用できるの?
  
🟡通常は、1ヶ月の間に2日(1泊)から30日まで利用できます。
🟡30日を超える場合は、1日だけ全額自己負担の日を入れれば、そのまま連続して利用することが出来ます。

 通常は、医療処置やリハビリテーションの計画によって、必要な入所期間が提案されるみたいです。

 介護者の休息が必要な場合、それ以上の期間入所をすることも出来るみたいですが・・・・

 長期にわたって自宅を離れると、ご本人の負担になってしまうこともあるから、

 必要な期間を大幅に超えて入所することはあまりないみたい😆

 おおむね、5〜10日間の利用が多いみたいですよ😕

 まぁ 医療が必要な方のショートステイと、思っていただければ良いのかな😊



 以上が「短期入所療養介護」のお話でした。

 次回は「福祉用具貸与」のお話だよ〜

                          ひびきケアプランニング  青柳

                        ※参考資料「介護保険のしくみと使い方」中央法規、厚生労働省HPより